エコ検定エコ活動をするエコピープルになるために必要な資格です。

そんなエコ検定の難易度についてまとめました。

合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、エコ検定の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

エコ検定の特徴

環境社会検定(通称エコ検定)は、東京商工会議所が開催している環境に関する検定試験です。

2006年に第一回の試験が行われ、以降毎年7月と12月の年2回実施されています。

試験時間は、2時間ですべてマークシート方式の問題となっており、100点満点のうち70点以上が合格ラインで、級の設定はありません。

商工会議所では本検定合格者を「エコピープル」と呼びます。

エコピープルに認定されると、環境に関するメールマガジンや環境活動に関する様々な情報にアクセスすることができます。

エコ検定はどう役立つ？

まず、環境に関する一般教養としてこの資格のために勉強するプロセスそのものがとても役に立ちます。

本検定では自然環境、そして環境と社会・経済経済の関係、国際関係、時事問題など幅広い環境課題についての基礎知識が問われているからです。

検定の準備を行う課程で環境課題に対しての知識だけでなく、問題意識が高まり、よく新聞の関連記事にも目を通すようになりました。

環境問題に関わる学問や仕事に関わりたい人には、その導入やインセンティブとしての取得もおすすめです（実際大手企業でECO検定受験をを推進しているところもあるそうです）。

私自身は、環境ボランティア活動を行う上で、本検定というより検定のための準備過程が勉強になり、実践でも役にたったと思います。

2006年の開始以来、これまで41万人が受験して、24万人を超えるエコピープル（合格者）を輩出していているということです。

基本的に、落とすための試験ではないので、難易度はそれほど高くないという評価が一般的です。

難易度よりはむしろ、検定でカバーされている環境課題の範囲の広さが特徴となっています。

地球温暖化など地球環境に関する知識から、エネルギー、生物多様性・自然共生社会、持続可能な社会、廃棄物問題など本当に幅が広いのです。

それでも、私自身にもあてはまることですが、アンケートによれば、合格者の７０％が準備期間を2か月以内だったということなので、やはり普通に勉強していれば、合格できる程度の難易度という理解でよいと思います。

合格率はどれくらい？

毎年2万人強が受験していて、合格率は平均７２％（平成29年度は７４％）となっています。

独学でも取れる？

普通に勉強すれば取れる

資格取得までに必要な勉強時間の目安は？

まったくの知識ゼロの人

10-20時間程度（2か月以内の準備期間）

すでに多少の知識はある人

5-10時間程度（1か月以内の準備期間）

私自身もそうですが、アンケートによれば、合格者のほとんどが公式テキストを熟読して、問題集を解くという勉強スタイルで合格できたそうです。

また、多少は、テキスト外からも環境に関する時事問題などが出題されるので、日常的に特に環境問題に注目しながら新聞に目を通したり、ニュースを見るようにすることも大事で、それが実際に役立ったと思います。

勉強していると自然に環境課題に対する意識が高まってくるので、ニュースも気になるようになります（以上は、初心者、知識のある人に共通するアドバイスです）

多少知識のある人も、本検定は、前述のとおり、環境課題でもカバーする範囲が非常に広域ですので、念のため、過去問を解いて全体像を把握し、自分の弱点がないかどうか確認していくことも大切だと思います。

問題は選択式（マークシート）なので、あまり深く暗記したりする必要はないですが、苦手な環境課題があれば何度も読んでおいた方が、回答もスムーズになるかと思います。

オススメの参考書は？

「環境社会検定試験R（ｅｃｏ検定）公式テキスト」が毎年最新のものが出版されており、これが最もおすすめです。

薦める理由は過去の合格者の大半がこのテキストだけの勉強で合格できているからです。

テキストには過去問も含まれているので、事前にしっかり解いて弱点を抑えるようにしました。

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