キャリアコンサルタントの難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!
キャリアコンサルタントは2016年にできたばかりの新しい資格です。
その名の通りキャリア、つまり職業についてのコンサルタントをするために持ってると役立つ資格です。
そんなキャリアコンサルタントの難易度についてまとめました。
合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
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キャリアコンサルタントってどんな資格?
キャリアコンサルタントの特徴
キャリアコンサルタントは平成28年4月から国家資格として認められるようになった新しい資格で、求職者と企業をマッチングさせるコーディネートのスペシャリストになれる資格です。
社労士の方が取得すると企業の人事労務管理に労働者側の目線を加えることができるため仕事の幅が大きく広がります。
キャリアコンサルタントはどう役立つ?
終身雇用がほぼ崩壊したと言われる昨今、転職や独立開業を目指す「自分ファースト」の労働者も多くなってきました。
キャリアコンサルタントという資格を取ると就職支援の現場などで仕事をしやすくなります。
就労支援事業の仕事は常に求人が出ています。
飲食や介護のように体力勝負ではないにも関わらずほとんど常にどこかで求人が出ている職種なので、生活に困ることはほとんどなくなるでしょう。
キャリアコンサルタントの難易度は?
民間資格のキャリアアドバイザー・CDAなどの資格と比べると科目数が多くなっているほか、模擬面接の実技試験も行われるので国家資格になった分少し難易度は高いと言えるかもしれません。
しかし、この資格は専門講座の受講が必須になっていて、講座を通して面談の練習や実技指導をしっかり受けられるので3か月間モチベーションを持ち続けられれば難しい試験ではありません。
話を聞くのが上手い人、コミュニケーション能力をアップしたい人など仕事にしなくても人生に役立つスキルを身に着けられるので人生勉強や自己研鑽の一環として講座を受講するのも面白いかもしれません。
合格率はどれくらい?
52.4%(第7回試験 実績値)
独学でも取れる?
普通に勉強すれば取れる
資格取得までに必要な勉強時間の目安は?
まったくの知識ゼロの人
講座受講+独学40時間程度
すでに多少の知識はある人
講座受講のみ+10時間程度(CDA等の民間資格の保持者)
キャリアコンサルタントの勉強法のコツは?
キャリアコンサルタントは年に3回試験が行われるので、過去問もある程度整ってきています。
テキストで一通りの勉強をした後は、過去問や資格講座を開講している学校で作成している問題集を何度も解いていけば筆記試験はクリアできます。
学者が提唱した論理や歴史的な事実は問題にしやすいため重点的に勉強すると良いでしょう。
類似の資格を既に持っている人であれば面談のスキルは持っていると思うので、筆記試験の練習さえしておけば合格できます。
一方、カウンセラーなどの資格を持っていない人にとって最大の関門は実技試験のカウンセリングになります。
話をすること、コミュニケーションをとることに苦手意識を持っているのであれば、テキストの内容だけではなく、独自に話の聞き方の本を独学で勉強したり、普段の生活の中で人の話をうまく聞き出すトレーニングを積んでおくといいと思います。
相手の声にならない声を聴きだせるように努めて意識していれば、着実に適性を磨けるのではないでしょうか。
オススメの参考書は?
『国家資格キャリアコンサルタント学科試験予想問題集』資格講座を開いている学校で作成している問題集です。
試験協会のスタッフも協力して作成している問題集になるので、この問題集を解いておけば基本的に出題範囲を漏れなくカバーできます。
キャリアコンサルタントの基本情報
試験の受験料 | 学科試験:8,900円
実技試験:29,900円 |
---|---|
試験日 | 年3回 3・7・11月 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、愛媛、福岡、沖縄 |
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