データベーススペシャリスト試験の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

データベーススペシャリスト試験の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

データベーススペシャリスト試験の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

データベーススペシャリストは情報処理技術者試験の一種で、データベースの知識を問う試験です。

 

そんなデータベーススペシャリスト試験の難易度についてまとめました。

 

合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、データベーススペシャリスト試験の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

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データベーススペシャリスト試験ってどんな資格?

データベーススペシャリスト試験の特徴

「データベーススペシャリスト試験」とは、経済産業省所管のIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する国家資格である情報処理技術者試験の資格の一つであり、その中でも高度情報処理技術者試験と位置づけられている、高度な資格です。

 

データベースの設計及び取り扱いに関する資格です。

 

データベーススペシャリスト試験はどう役立つ?

この資格を取ることで、データベースに関する高度な技術を持っていることを客観的に証明できます。

 

データベースに関する資格は他にもOracleなどのデータベース製品ベンダーが主催するものも多いですが、そちらと比較してこの資格は、特定の製品に依存しない一般的な知識や概念に関するものであり、どんなDB製品を使用する現場であっても、そのベースとなる知識を持っていることは役に立ちます。

データベーススペシャリスト試験の難易度は?

データベーススペシャリストは、情報処理技術者試験の中でも高度情報処理技術者試験に含まれ、1〜4まであるスキルレベルの中でも最高のレベル4の資格になっています。

 

大まかにレベル1が利用者、レベル2が開発者(プログラマー)、レベル3が設計者(システムエンジニア)を想定している中、レベル4は専門技術者を想定しており、資格者増としては企業・組織の中でその分野のスペシャリストとして、製品選択や戦略立案を任されるような役割となることを求められます。

 

そのため、複数のデータベースの特徴や、さまざまなフェーズ(設計・開発・運用)に関することなど、非常に幅広い知識が要求されます。

 

合格率はどれくらい?

8.9%

 

独学でも取れる?

独学だとちょっと難しい

 

資格取得までに必要な勉強時間の目安は?

まったくの知識ゼロの人

全く知識ゼロの人が資格取得する場合、その前提となる知識の習得から必要なため、非常に難しいと考えられます。

 

300時間以上勉強しても難しいのではと考えます。

 

そのような方は前段となる資格(基本情報処理技術者・応用情報処理技術者)から取得することを強くお勧めします。

 

すでに多少の知識はある人

40〜80時間程度

データベーススペシャリスト試験の勉強法のコツは?

データベーススペシャリスト試験は、データベースに関する事柄について、非常に広い範囲を問われるため、実務でデータベースを取り扱っている方であっても、試験専用の勉強が必要になると考えられます。

 

 

設計(テーブル設計・正規化)・開発(SQLなど)・運用など全てに関して問われます。

 

特に設計の第○正規形に関する問題は実務で意識することは少ないですが試験では頻出問題なので要チェックです。

 

 

また特に最近はリレーショナルデータベース以外のデータベースに関しても知識を問われることが多いですので、一つのRDBMS製品のみを取り扱っている方は知識を付ける必要があります。

 

 

実務で接することの無い領域がある人は、意識的に業務空き時間などで触れてみるのも有効だと思います。(開発の経験が少ない方がSQL書いてみたり、設計の経験が少ない方がE-R図を眺めてみたり、など)

 

 

出題傾向は、多少の時代背景による変化はあるものの基本的に大きく変わらないので、過去問を勉強することが有効です。(時には暗記することも有効です。)

 

オススメの参考書は?

お勧めの参考書は、翔泳社の「情報処理教科書データベーススペシャリスト」です。

 

 

こちらの出版社は他の情報処理資格に関する参考書も出版していてノウハウが高く、またこのシリーズは毎年、昨年の問題・最新の技術動向を反映した最新版が発行されるため、お勧めです。

データベーススペシャリスト試験の基本情報

試験の受験料 5,700円
試験日 年1回 3月
試験会場 全国各地

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