介護福祉士の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!
介護福祉士は介護職に就きたい人ならぜひ取りたい国家資格です。
介護福祉士の難易度についてまとめました。
合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、介護福祉士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
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介護福祉士ってどんな資格?
介護福祉士の特徴
社会福祉士及び介護福祉士法で定められており、身体または精神に障害があり、日常生活に支障のある人に食事・入浴・排泄などの世話をすること。
また、家族への指導も行えます。
そして介護福祉士は国家資格です。
筆記試験と実技試験があります。
介護福祉士はどう役立つ?
今の時代、高齢化が進んでいるので、介護の手はますます必要になります。
施設に入れない場合が最近でも多く見られるので在宅で介護を行う、看取ることが増えてきます。
施設で働くための知識として資格取得を目指す人が多いですが、高齢化社会であるため、家族の介護をするために介護福祉士の勉強をしている方も多いです。
認知症などの疾患についても勉強することが出来るので、病状やその時の状況に合った対応方法やコミュニケーション方法も身につけることができます。
介護福祉士の難易度は?
介護福祉士の難易度自体はそこまで高くないと思います。
合格率にも現れていますし、過去問を解いていけば分かりますが、国家資格なのにこの問題でるの?と思わず試験中に突っ込みたくなる問題もいくつか出ます。
介護とは関係ない一般教養みたいな問題です。
確かに、専門的な知識を問う問題がほとんどですが、しっかり勉強して読み解く集中力があれば、合格できる資格だと思っています。
実技試験(実務経験者、介護福祉士養成校の場合は免除)もありますが、一緒に住んでいる家族、仲のいい友人などを練習台にさせてもらえば、難しい問題は出ていないようです。
合格率はどれくらい?
昨年(2017年1月)の合格率は72.1%でした。
独学でも取れる?
普通に勉強すれば取れる
資格取得までに必要な勉強時間の目安は?
まったくの知識ゼロの人
全く知識がない場合でも半年ほど勉強すれば可能
すでに多少の知識はある人
初任者研修(過去:ヘルパー2級)を既に持っている方であれば3ヶ月ほどの勉強で合格ラインにはいけるとおもいます。
介護福祉士の勉強法のコツは?
全く知識がない場合は、心と体の理解、老化と発達の理解、コミュニケーション技術、医療的ケア(2年前から導入)を中心的に勉強することをオススメします。
介護福祉士の国家試験に向けた問題集も沢山あるので、とにかく知識を増やしてから過去問や予想問題を解くことをおすすめします。
特に、老化と発達の理解ではエリクソンの発達段階など、初めて聞くような単語ばかり出てくると思われます。
理解してしまえばさほど難しいものではありません。
次に、ヘルパー2級を持っている、もしくは介護施設で働いたことがある方の場合ですが、事例問題については、施設の利用者の方を思い出して当てはめていくことが出来れば解いていくことができます。
認知症の理解や障害の理解は軽く触れるくらいで、社会の理解や人間の尊厳と自立の問題を解くことに集中することをオススメします。
人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーションについては問題が各2問ずつしか出題されないので、よく確認しておくことです。
ある程度知識があれば参考書など買わなくても、試験対策用のアプリやサイトで充分過去問も解けますし、苦手分野の分析も可能です。
どちらにも共通して行う対策として、必ず1度は過去問を全部印刷して、本番と同じ時間に設定して予行練習をしてください。
本番は緊張して思うように進まないことがありますので、いつもとは違う場所で時間を測りながら解いてみてください。
実技試験においては、とにかく練習なので、家族や友人をどんどん使って連絡していくことで、身体に染み込ませることが大事です。
本番は緊張しますし、頭が真っ白で何も出来ない人がいたそうです。
しっかりと練習して本番に望みましょう。
オススメの参考書は?
おすすめの参考書は中央法規の介護福祉士国家試験過去問解説特集です。
過去3年分の過去問と、その解説が細かく乗っているので、まったく知識のない方でも、ある程度知識のある方でも使っていただけると思います。
出題傾向も載っているので、出やすい問題などチェックすることができます。
介護福祉士の基本情報
試験の受験料 | 15,300円 |
---|---|
試験日 | 筆記試験:1月下旬
実技試験:3月上旬 |
試験会場 | 筆記試験
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
実技試験 |
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