全国手話検定試験は手話によるコミュニケーション能力を測る試験です。

今回は全国手話検定試験4級の難易度についてまとめました。

合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、全国手話検定試験4級の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

全国手話検定試験4級の特徴

全国手話検定試験4級は、全国手話検定試験の5級から1級の中の二番目にやさしい試験です。

手話の勉強を通して、ろう者さんとのコミュニケーション方法を学んだり、福祉のお仕事にも携われるきっかけにもなる試験です。

全国手話検定試験4級はどう役立つ？

全国手話検定試験には5級から1級までのレベルに合わせて手話の表現力や手話の出題単語数が変わっていきます。

4級では5級と比べて単語数も増え、試験勉強をしていくなかで新しい単語を覚えていくことができるので、ろう者さんとの会話がある程度はできるようになるかと思います。

例えば、普段の外出で突然ろう者さんから道を尋ねられた場合でも、自分の知っている範囲の手話を使えば道を伝えることができるレベルです。

そういった日常的に手話が使えるようになる目安となる試験でしょう。

全国手話検定試験4級は、5級よりは多少レベルアップした試験にはなりますが、全国手話検定試験の中では比較的優しい試験となります。

受験の目安としては、手話学習歴が一年くらいの方からがチャレンジされやすい試験となります。

出題単語数は約500〜600程度なので、単語を覚える必要はありますが、手話学習歴が1年くらいありますと、自然に覚えている単語も含まれます。

なので、その知識に加えてこの試験の勉強で覚えた単語を合わせると、比較的楽しく受験ができるかと思われます。

4級は別に5級を受けていなくても受けることができますし、いきなり4級からチャレンジする方もいらっしゃいます。

合格率はどれくらい？

約94％

独学でも取れる？

ちょっと頑張れば取れる

資格取得までに必要な勉強時間の目安は？

まったくの知識ゼロの人

約1年程度

すでに多少の知識はある人

約1ヶ月程度

全国手話検定試験は、多少の知識がある方とまったくの初心者の方とで勉強方法が大きく変わっていきます。

まず、多少の知識がある方の場合ですと、少しの勉強で大丈夫だと思います。

出題単語の中には自分の知らない単語も出てくるかと思いますので、出題単語をしっかり覚えるようにしましょう。

一方、まったくの初心者の方ですと、多少の経験がある方よりは対策時間が必要になります。

まずは、4級の出題単語を覚えて自信がついたら次に全国手話検定試験の参考書の過去問を解きましょう。

過去問を何回か解くと、点数もあがってくるはずです。

また、面接もありますので、自分の自己紹介はもちろん自分の日々の生活が手話で表現できるようにしておきましょう。

例えば、何人家族で生活しているかや、趣味や、試験会場までどうやって来たか（電車、バス、徒歩、自転車を手話で表現する）などです。

将来の目標などを表現できると面接で役に立つこともあるかと思います。

オススメの参考書は？

全国手話検定試験は、専用の「これで合格！○○○○（○はその前の年）全国手話検定試験DVD付き全国手話検定試験解説集」という参考書があります。

この参考書は5級〜1級まで共通して1冊にまとめられているので、4級の場合ですと、4級の勉強に加えて5級の勉強も同時にすることで、さらに対策が深まります。

付いている過去問を解くとかなり本番に助かりますよ。

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