工事担任者DD第一種の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!
工事担任者DDは電気通信に関する国家資格です。
今回はそんな工事担任者DD第一種の難易度についてまとめました。
合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、工事担任者DD第一種の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
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工事担任者DD第一種ってどんな資格?
工事担任者DD第一種の特徴
工事担任者DD1種は電気通信回線(デジタルデータ回線)などに、信号の入出力速度の制限なく、さまざまな端末設備等を接続する工事を行い、あるいは監督をする役割を担うことのできる国家資格です。
電気通信事業法第73条に規定されています。
工事担任者DD第一種はどう役立つ?
現在整備が進められている次世代ネットワーク(NGN)などのIPネットワークなどに、さまざまな端末設備等を接続する工事を行ったり、あるいは監督をする役割があります。
より具体的には、電気事業者の光ファイバにパソコンやIP電話機、OA機器、IP-PBXなどを接続する際に役に立ちます。
さらに、企業内のLANと呼ばれる構内通信ネットワークの配線工事を行う際にも役に立ちます。
また、家庭内のインターネットを介した音楽・映像配信、遠隔教育、防犯システムなどの新しい各種サービスを実現するために、光ファイバーに端末設備等を接続する際にも役に立ちます。
工事担任者DD第一種の難易度は?
工事担任者は、DD第三種は電気工事士よりやや易しいです。
DD第二種は電気工事士と同程度です。
DD第一種は、暗記範囲が広くなるのでDD第二種よりも2,3倍難しいです。
ただし、科目が免除される場合がいくつかあるので、該当する場合は受験科目が減るので難易度がぐっと下がります。
旧資格、アナログ種の資格、下位の資格、同種の資格(電気通信主任技術者、第一級陸上無線技術士又は第二級陸上無線技術士、第一級総合無線通信士、第二級総合無線通信士、第一級海上無線通信士又は第二級海上無線通信士)を取得済みの場合、科目が1〜2科目免除されるます。
実務経歴がある場合やや認定学校修了・見込みの場合も科目が免除されます。
また、科目合格の制度があり、合格した科目は3年間有効なので1,2科目ずつ合格すると、さらに難易度は下がります。
合格率はどれくらい?
27年度第2回は、16.7%です。
28年度第1回は、24.4%です。
28年度第2回は、27.0%です。
1科目受験は、合格率が3科目受験・2科目受験に比べて、合格率が50%前後になっている。
28年度第2回から合格率が若干高くなっている。
独学でも取れる?
ちょっと頑張れば取れる
資格取得までに必要な勉強時間の目安は?
まったくの知識ゼロの人
360時間
すでに多少の知識はある人
180時間
工事担任者DD第一種の勉強法のコツは?
まったくの初心者は、DD第三種の問題集を解きながら参考書で確認したり理解を深めるやり方がよいです。
しっかりと理解出来たら、DD第二種、あるいはDD第二種をとばしてDD第一種を勉強します。
科目はまずは基礎の科目を合格点とれるようにします。
次に、技術の科目を勉強しながら、疲れたら法規の科目を暗記します。
そして試験日までひたすら問題集を繰り返し解き、弱点を攻略していきます。
試験前2週間前までは基礎の科目をしっかりと勉強し、それから受験日までは法規の科目を忘れないように何度も繰り返し復習し本番に臨みます。
多少知識がある人は、基礎の科目を合格点までとれるのを確認し、技術の科目を勉強しながら、疲れたら法規の科目を暗記します。
問題集を何回も繰り返し解き、弱点を攻略していきます。
その後はまったくの初心者の場合と同じですが、試験前2週間前までは基礎の科目をしっかりと勉強し、それから受験日までは法規の科目を忘れないように何度も繰り返し復習し本番に臨みます。
オススメの参考書は?
問題集として、リックテレコムのDD1種実戦問題、なるべく新しい年版、3冊がおすすめです。
新しい問題が数問出題されるので、5年以上古いものは使わないほうが無難です。
教科書・辞書用として、工事担任者DD第3種徹底研究(改訂2版)、工事担任者DD第1種徹底研究がおすすめです。
徹底研究は、基礎科目の理解できない部分を図入りで見やすく解説しているので、電流・電圧と回路のことを根本から理解し、着実に点数を稼ぐには最もよい本です。
法規の解説もリックテレコムの実戦問題では読みにくく理解しにくい部分を丁寧に解説してあるので、わからないときに安心して確認ができます。
工事担任者DD第一種の基本情報
試験の受験料 | 8,700円 |
---|---|
試験日 | 年1回(平成30年は5月) |
試験会場 | 旭川、札幌、青森、盛岡、仙台、秋田、郡山、水戸、小山、さいたま、市川、東京、横浜、新潟、
金沢、甲府、長野、静岡、名古屋、津、京都、大阪、神戸、和歌山、米子、岡山、広島、周南、 |
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