数学検定準2級の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!
実用数学技能検定は数学の実用的な技能を測る試験です。
今回は数学検定準2級の難易度についてまとめました。
合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
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数学検定準2級ってどんな資格?
数学検定準2級の特徴
実用数学技能検定です。財団法人日本数学検定協会が実施している数学の検定試験です。
数学検定準2級は、一次(計算技能検定)と二次(数理技能検定)の二つの検定があり、一次と二次を同じに行います。
中学三年生から高校一年生程度の内容が出題されます。
数学検定準2級はどう役立つ?
数学検定の学習で身に付く数学的な考え方やセンスは、実社会における生活のいろいろな場面で必要とされている知識です。
ねばり強く考え、そしてその考え方の過程を大切にしていくことで、実社会で活躍できる場がどんどんと広がっていきます。
数学検定で学んだ知識は、ただの知識ではなく、社会に出てから論理的思考として役立つことが、身に染みて実感できるスキルです。
数学検定準2級の難易度は?
数学検定の準2級は、中学校と高校で数学で学んだことがきちんと理解できていれば、十分合格を狙えるレベルにあります。
しかし、中学生の時に学んだ数学の知識がなければ、合格する可能性はほぼ0に近くなります。
なぜなら、中学生レベルの数学の問題が解けないと、高校生レベルの問題を解くことはできないからです。
そのため、数学検定準2級に確実に合格するためには、中学生レベルの問題から順番に復習をし直す必要があります。
それから、高校生レベルの問題を解いていくようにします。
その順番を逆に高校生レベルの問題から解いていくと、まったく歯が立たず合格から遠ざかるばかりです。
きちんとした順番で勉強をしていけば、それほど難易度の高い資格ではないので、頑張って勉強して合格の二文字を手にすることができます。
合格率はどれくらい?
一次が約83%、二次が45%の合格率になります。
独学でも取れる?
普通に勉強すれば取れる
資格取得までに必要な勉強時間の目安は?
まったくの知識ゼロの人
全くの知らない状況からですと、30時間程度は必要です。
すでに多少の知識はある人
すでに数学の知識があるのであれば、10時間程度の勉強で大丈夫です。
数学検定準2級の勉強法のコツは?
中学生の教科書の問題を中学一年生からもう一度一から解きなおしていくことが一番早い方法です。
理解ができていて、すぐに正解までたどり着くことができる問題はどんどん解いていって、あまり理解ができていない問題を繰り返し練習して、いくことが時間効率がいい勉強になります。
中学一年生から中学三年生までの教科書の問題をすべて解き終わったら、高校入試の問題で練習することをお勧めします。
自分の理解力を知るためには入試問題をとくことが一番の方法です。
そこで、自分の現在の実力を知り、まだ理解が足りない分野はもう一度中学生の教科書に戻って一から解きなおします。
それを繰り返すことで、どんどんと数学力がアップしてきます。
高校の入試問題が7割から8割程度余裕で解けて正解できるレベルまで上がったら、その次は高校一年生の教科書を一から解きなおします。
こちらも同様に、できる問題はどんどんと解いていって、わからない問題があればその問題を重点的に学習しなおす方法を取っていきます。
数学検定準2級は高校一年生までの分野からしか出題されないので、高校一年生の教科書の問題をすべて解き終わったら、ほぼ7割は合格できるくらいのレベルに上がっていると思います。
ここからさらに、合格する確率を上げるために、数学検定の過去問を解きます。
これは本屋さんに行けば最新のものが売っているの購入していただき、一から何度も解いて、出題パターンと解法を徹底的にマスターすることで、ほぼ90%以上は合格できるレベルになります。
最後は妥協せず、何度も何度も余裕で、秒殺で問題を解けるレベルまで繰り返し凡事徹底することが大切です。
オススメの参考書は?
実用数学技能検定過去問題集数学検定準2級
本番と同じサイズの問題集でコピーして繰り返し練習することで、試験本番もあせらず、落ち着いて試験に挑むことができました。
この一冊を隅から隅まで完璧に問題を解くことができるレベルまであげることで合格はほぼ確実なものになるでしょう。
合格するためには、最後は過去問の徹底反復練習しかありません。
数学検定準2級の基本情報
試験の受験料 | 3,500円 |
---|---|
試験日 | 年3回 4・7・11月 |
試験会場 | 全国各地https://www.su-gaku.net/suken/application/individual/site.php |
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