書道師範の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!
書道師範は書道の道を究めた人が取れる資格で、書道を教える立場になりたい人はぜひ取りたい資格です。
今回はそんな書道師範の難易度についてまとめました。
合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、書道師範の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
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書道師範ってどんな資格?
書道師範の特徴
各流派に所属し、級や段を上げていき、師範認定されると取得出来ます。実技指導力の証明となりますので、生徒を持つことや教室等も開くことが出来ます。また所属する書道団体によりレベル等は異なるため、同じ段や師範でも内容(制限等)が違うことがあります。
書道師範はどう役立つ?
最も大きくは書道教室を開けることではないでしょうか。
ですが、先生にならなくともメリットは沢山あります。
まず、式典や伝統行事等で筆文字を上手く書けると驚かれたり、頼まれたりなどかなり重宝されます。
また、就職の際に資格欄に書いてもかなり好印象なようです。
社内での筆文字が必要な業務は自然と回ってくるので社内評価も上がりやすいです。
書道師範の難易度は?
所属する書道団体によって難易度はだいぶ違いますが、概ね師範まで取るのは時間がかなり掛かります。
多くの人は子供の頃から書道教室などに通って、大人(高校生以上)になってから取得というのが一般的だと思います。
私の所属した流派では、子供のうちは何段取ろうと師範にはなれず、「大人の部」より改めて段位を取得していくというものでした。
しかし、所属団体によって師範で指導出来る範囲が違うので、子供の指導限定であれば比較的容易に取得出来るようです。
その場合は大人になってから初めても短期間(といっても年単位でしょうが)で取れるかもしれません。
合格率はどれくらい?
一斉に試験をしたり数値で決まる資格ではないので、明確な合格率などは分かりません。
しかしなかなか取れないので難易度は高めだと思います。
独学でも取れる?
独学だとちょっと難しい
資格取得までに必要な勉強時間の目安は?
まったくの知識ゼロの人
8年〜10年程度
すでに多少の知識はある人
4年〜8年程度
書道師範の勉強法のコツは?
まったくの初心者であれば、まずは書道教室に通うことをお勧めします。
また、多少知識がある、自信がある人であっても、段を取る仕組みや手続き等分らないことが多いと思いますので、やはり指導者は必要だと思います。
書道教室は比較的安価なところが多いかと思われるので、地元等で探してみてもいいと思います。
筆文字が上手くなるだけなら、個人的に参考書などを見つけ練習することは容易ですが、やはり明確な基準というものがないので、段や師範という肩書は取っておいて損はないと思います。
コツはよく手本を見ること、筆使いの流れなどを先生に教えていただくことが一番です。
筆と墨と半紙(場合によっては筆ペンと普通紙でも)さえあれば練習出来ますので、自宅のスキマ時間で練習するのも良いと思います。
とにかく書くことが上達の秘訣といって過言ではないので、出来る限り書きまくることが大事であります。
そして書く機会があれば恐れずに挑戦することも大切です。
オススメの参考書は?
参考書としては、「極める!基礎習字練習帳」というのが良さそうに感じました。
書道というのはとにかく基本が大事だと思うので、徹底的に基礎を身に着けていくことは必須であります。
芸術としての書は何かと崩したものが多いですが、それも基礎を極めた上での応用と考えてください。
書道師範の基本情報
試験の受験料 | 43,200円 |
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試験日 | 年1回5月 |
試験会場 | 神田書学院 |
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