英検準1級の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

英検準1級の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

英検準1級の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

実用英語技能検定準1級、通称英検準1級は英語の試験の中でもなかなかに難易度の高い資格です。

 

今回はそんな英検準1級の難易度についてまとめました。

 

合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、英検準1級の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

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英検準1級ってどんな資格?

英検準1級の特徴

英検準1級の特徴は、英語の読み書き、リスニング、スピーキング能力の有無をバランスよく測れる点です。

 

TOEICはリーディングとリスニングに重点を置いていますが、英検は各技能を偏りなくチェックすることが可能です。

 

英検準1級はどう役立つ?

英検準1級を取得すると、英語を使用する仕事に就きやすくなります。

 

英語講師や翻訳、通訳といった専門職の求人には「英検準1級以上取得」が条件として載っていることが多いです。

 

英語のプロとして活躍するための登竜門的な位置づけがなされています。

 

また、英検2級取得者は巷にあふれていますが、準1級取得者は2級取得者と比べると人数が少ないので、英語を使わない職に就く際もアピール材料になります。

英検準1級の難易度は?

英検準1級の取得難易度は、2級と比べて格段に高くなります。

 

準2級取得後、2級にチャレンジした場合、不合格であってもそこまで試験レベルに大きな差は感じない方が多いと思います。

 

というのも、語彙レベルがそこまで急激に上がっているわけではなく、文法をきちんと押さえれば筆記テストはパス可能であるからです。

 

 

しかし、準1級になると語彙のレベルが急激に上がります。

 

文法や構文を理解していても、単語・熟語の意味がわからないため、文章内容が理解できないのです。

 

テクニックではなく、知識の量が求められるため、必然的に合格するための学習時間は多くなります。

 

合格率はどれくらい?

約15%

 

独学でも取れる?

ちょっと頑張れば取れる

 

資格取得までに必要な勉強時間の目安は?

まったくの知識ゼロの人

400〜450時間

 

すでに多少の知識はある人

180〜200時間

英検準1級の勉強法のコツは?

まったくの初心者の場合、まずは基本的な単語と文法、構文を覚える必要があります。

 

いきなり英検準1級向けのテキストを使うと挫折しますので、最初は英検3級(中学卒業レベル)から始めて、慣らしていくことが大事です。

 

英語は積み上げ型の科目ですので、一見すると遠回りな方法ですが、この方法が最終的に一番効率よく学習を進められます。

 

3級のテキスト、準2級のテキスト、2級のテキストとレベルを上げた後、準1級のテキストに入りましょう。

 

準1級は語彙のレベルが非常に高いので、最初はレベルの差に戸惑うかもしれません。

 

ただ、同じ英語であることに変わりはないので、一歩ずつ丁寧に学習を進めていきましょう。

 

すでに多少の知識がある人は、「語彙強化」に的を絞って学習するのが効果的です。

 

準1級は、英文法というよりも、単語・熟語の意味を知っているか否かという点で合否が大きく左右されます。

 

リーディングでもリスニングでも、レベルの高い語彙が求められますので、市販の英検準1級向けの単語・熟語集を用いて、徹底的に語彙強化を進めていくのがオススメです。

 

オススメの参考書は?

オススメの参考書は、旺文社の「英検準1級 でる順パス単」です。

 

オススメの理由は、何といっても準1級に頻出の単語が網羅されているからです。

 

この単語帳を1冊完全に仕上げれば、語彙の問題は難なく解き進めることができます。

 

掲載されている単語の数はとても多いですが、準1級に必ず合格するという意思をもって、毎日地道に学習を進めてもらいたいと思います。

 

実用英語技能検定準1級の基本情報

試験の受験料 6,900円(税込)
試験日 年3回(6月・10月・1月)
試験会場 全国約230都市・400会場

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