ITパスポートの難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!
ITパスポートは情報系の資格の中で一番簡単なので、IT系専門の人以外にもいろんな人が受ける資格です。
今回はそんなITパスポートの難易度についてまとめました。
合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、ITパスポートの資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
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ITパスポートってどんな資格?
ITパスポートの特徴
ITパスポートは2009年から始まった新しい資格で、IT(情報系)の知識全般を問う資格です。
略してiパスとも呼ばれています。
情報系の資格には基本情報技術者と応用情報技術者があり、ITパスポートはその下位試験として作られたものです。
そのため、難易度は低いです。
ちなみに私が受けたとき(2014年頃)は初音ミクとコラボしてPRしたので受験会場で初音ミクのクリアファイルがもらえました。
ITパスポートはどう役立つ?
ITパスポートは難易度が低く、ちょっと勉強すれば誰でも取れてしまう資格なため、IT系の会社でSEを目指す人にとってはあまり役に立ちません。
逆にIT系でない会社、またはIT系だけどプログラミングをしない業務に就いている人がこの資格を取ることで、最低限のIT系の知識はありますよ、というアピールになります。
実際試験に合格するにはITに関する幅広い知識を身に着けるため、資格として有効、というより、自分の知識を増やせるというメリットの方が大きいかもしれません。
簡単に取れるのでとりあえず取っといた方がいいよ、という感じですね。
ITパスポートの難易度は?
すでに述べましたがITパスポートはの試験は非常に難易度が低いです。
理系・文系を問わず情報系の大学を出ていない人でも少し勉強すれば取れるレベルです。
上位の基本情報技術者と応用情報技術者はプログラミングの知識が必要ですが、ITパスポートにプログラミングの知識は必要ありません。
ただIT系の専門用語は多少出てくるのでそれ系の知識がまったくない人の場合、多少覚えるのに時間がかかるかもしれません。
またテストはすべてマークシートによる4択の選択問題。
総合展が60%以上でかつ各分野別の点数が30%以上なら合格なので、合格の基準がかなり簡単に設定されてます。
合格率はどれくらい?
約45%
独学でも取れる?
独学で余裕です。
資格取得までに必要な勉強時間の目安は?
まったくの知識ゼロの人
30〜60時間程度
すでに多少の知識はある人
10〜20時間程度
ITパスポートの勉強法のコツは?
ITパスポートの勉強法はITの知識がまったくない初心者と多少ある人で分かれます。
ITの知識が多少ある人の場合
ITの知識が多少ある人の場合、ITパスポートの勉強法としては過去問を解きまくるだけで充分です。
こちらのサイトにITパスポートの過去問が公開されてます。
http://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
このサイトはITパスポートの勉強をしたい人専用に作られてるので非常に便利です。
まず過去問を解いてみて、苦手な分野があれば分野別の問題を解きまくりましょう。
60%以上行くまでその繰り返しです。
ITの知識がまったくない人の場合
ITの知識がまったくない人の場合、いきなり過去問を解こうとしても全然わけわかんなくて挫折する可能性があります。
なのでまずテキストを読んでインプットから始めた方がいいでしょう。
ITパスポートで問われるのは情報系に関する広く浅い知識です。
なのであまり勉強しすぎると無駄に勉強時間がかかってしまいます。
ITパスポート試験対策専用のテキストで効率よく勉強するのがおすすめです。
ある程度テキストを読み込んだあとは、知識のある人と同じように過去問を解いて60%以上いくまで頑張ってください。
オススメの参考書は?
オススメの参考書は「情報処理教科書 出るとこだけ! ITパスポート」です。
効率よく勉強するためにこちらをおすすめします。
出るとこだけ!という言葉通り、試験合格のために重要なところに範囲を絞って解説してるので効率よく勉強を終えられます。
初心者向けに図解で説明して足り、暗記すべきことのリストがあったり、まさに勉強時間を短縮するのに役立つ参考書です。
ITパスポートの基本情報
試験の受験料 | 5,700円(税込) |
---|---|
試験日 | CBTで随時受付 |
試験会場 | https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20111026_cbt.html |
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