第二級海上特殊無線技士の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

第二級海上特殊無線技士の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

第二級海上特殊無線技士の難易度は? 必要な勉強時間の目安と勉強法のコツ!

海上特殊無線技士は無線設備の操作技術などの知識を問う資格です。

 

今回はそんな第二級海上特殊無線技士の難易度についてまとめました。

 

合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、第二級海上特殊無線技士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

第二級海上特殊無線技士ってどんな資格?

第二級海上特殊無線技士の特徴

海上特殊無線技士は、無線従事者の一種で国家資格です。

 

第一級、第二級、第三級、レーダー級の4種に細分されていて、ここでは第二級海上特殊無線技士について記載しています。

 

操作範囲は法律で、船舶に施設する無線設備や、海岸局及び船舶のための無線航行局の無線設備で、空中線電力10W以下の無線設備で1606.5kHzから4000kHzまでの周波数の電波を使用するもの、および空中線電力50W以下の無線設備で25010kHz以上の周波数の電波を使用するものの無線通話(モールス等の電信は含まない)と規定されています。

 

第二級海上特殊無線技士はどう役立つ?

船舶無線のいわゆる「国際VHF」と呼ばれている無線設備の操作、通信を行うことが出来ます。

 

国際VHFは商船、漁船、プレジャーボートに幅広く使われており、港湾の安全のために、この無線の受信が必要不可欠であり、他の船舶との海上通信を行う場合は、この資格が必ず必要となります。

 

プレジャーボートで使われているトランシーバは出力25Wの物が多く、資格としては第二級海上特殊無線技士が最適となります。

第二級海上特殊無線技士の難易度は?

高校で習う程度の数学、物理、一般常識(法令)があれば勉強すれば取れます。

 

実技がありませんので、難易度としては第4級アマチュア無線技士と同程度だと思われます。

 

試験は国家試験で学科試験のみで、無線工学と法規の2学科の試験のみです。

 

 

無線工学は無線設備の取り扱い方法が主で、空中線(アンテナ)や無線機器の機能の概念が含まれます。

 

法規は電波法と、それに基づく命令、電気通信事業法に基づく命令等も含まれます。

 

 

無線工学、法規、それぞれ12問の出題で、すべて4択式です。

 

満点はそれぞれ60点で、合格点は40点です。

 

国家試験以外に、漁協等で講習会もやっていますので、お金と時間がある方は講習会も良いかもしれません。

 

合格率はどれくらい?

第二級海上特殊無線技士の国家試験の合格率は84.5%と非常に高いです。

 

独学でも取れる?

普通に勉強すれば取れる

 

資格取得までに必要な勉強時間の目安は?

まったくの知識ゼロの人

毎日2時間勉強して3週間程度(42時間程度)

 

すでに多少の知識はある人

毎日2時間勉強して1.5週間程度(21時間程度)

第二級海上特殊無線技士の勉強法のコツは?

この資格の国家試験は過去問題、あるいは類似問題が出題されるため、過去問題を徹底的に憶えて丸暗記することが合格の近道です。

 

問題に対する答えを憶えるだけなので、初心者と経験者の差は少ないと思いますが、それでも言葉に対する慣れが必要ですので、丸暗記とはいえ初心者の方は慣れるまで少し時間が掛かるかもしれません。

 

 

とにかく、過去の問題集を用意して、ひたすら、何回も問題を読んで答えを憶えましょう。

 

無線工学は計算問題も出ますが、中の数値は、ほぼそのまま出題されますので答えを憶えればOKです。

 

 

もしも時間に余裕がある方は、実際に解くための計算方法も勉強すれば応用も利きますが資格を取る目的であれば過去問題をマスターするのが一番の近道です。

 

過去問題は、あまり古い問題は出題されない可能性もありますので、ここ3年程に出題された新しい問題を集中して憶える様にしましょう。

 

 

どの問題もスラスラ答えられるようになれば、合格はほぼ間違いないと思われます。

 

オススメの参考書は?

特殊無線技士問題・解答集2018年版:平成29年10月期までの最新試験情報を完全収録単行本?QCQ企画

 

 

私が勉強した時は少し前なので古いですが、上記の本が最新版です。

 

これ一冊をみっちりやって、最新の問題を日本無線協会のWEBサイトから取得して解けば合格間違いなしです。

第二級海上特殊無線技士の基本情報

試験の受験料 5,152円
試験日 年3回 2・6・10月
試験会場 東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本及び那覇

スポンサーリンク

関連ページ

普通自動車運転免許
普通自動車運転免許は車を運転するなら必須の資格です。 今回はそんな普通自動車運転免許試験の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、普通自動車運転免許試験の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
原付免許
原付免許は16歳から取得できる原付バイクを運転するために必要な資格です。 普通自動車免許があればなくても乗れますが、ないなら取得が必要です。 そんな原付免許試験の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、原付免許試験の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
フォークリフト免許
フォークリフト免許はフォークリフトを操縦するために必要な資格です。 今回はそんなフォークリフト免許の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、フォークリフト免許の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
危険物取扱者乙4種
危険物取扱者乙4種は、危険物の取り扱い方法に関する知識を問う資格で、主にガソリンスタンドなどで働く際に役に立ちます。 そんな危険物取扱者乙4種の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、危険物取扱者乙4種の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
危険物取扱者甲種
危険物取扱者甲種は危険物取扱者の中でもっとも難しい資格です。 今回そんな危険物取扱者甲種の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、危険物取扱者甲種の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
第二種電気工事士
第二種電気工事士は電気工事会社に就職するならぜひ取得したい資格です。 今回はそんな第二種電気工事士の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、第二種電気工事士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
甲種4類消防設備士
消防設備士は消防設備の設置・点検を行うビル管理者などに役立つ資格です。 今回はそんな甲種4類消防設備士の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、甲種4類消防設備士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
二級ボイラー技士
ボイラー技士はボイラー設備の操作や保守業務を行うために必要な資格です。 そんな二級ボイラー技士の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、二級ボイラー技士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
第三種電気主任技術者
電気主任技術者は発電所や変電所など、電気設備の保安監督という立場になるために必要な資格です。 そんな第三種電気主任技術者の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、第三種電気主任技術者の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
工事担任者DD第一種
工事担任者DDは電気通信に関する国家資格です。 今回はそんな工事担任者DD第一種の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、工事担任者DD第一種の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
第一種衛生管理者
衛生管理者はさまざまな産業で労働者の数に応じて必ず必要となります。 そのため、多少となっている産業で働いている場合、第一種衛生管理者という資格を持っているとかなり重宝される価値の高い資格です。 今回はそんな第一種衛生管理者の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、第一種衛生管理者の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
技術士補 建設部門
技術士補 建設部門は、建設業界で働いてる人ならぜひ取りたい資格です。 今回はそんな技術士補 建設部門の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、技術士補 建設部門の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
建築物環境衛生管理技術者
建築物環境衛生管理技術者はビル管理に携わる仕事をしている人なら持っておくことで責任のある仕事を任されやすくなる非常に有用な資格です。 今回はそんな建築物環境衛生管理技術者の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、建築物環境衛生管理技術者の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
運行管理者(貨物)
運行管理者は自動車などの安全管理をするために必要な資格です。 今回はそんな運行管理者(貨物)の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、運行管理者(貨物)の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
一級建築士
一級建築士はその名の通り建築士としての最高峰の国家資格です。 そんな一級建築士の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、一級建築士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
二級建築士
二級建築士は建築士として一人前になりたいなら必須と言ってもいい資格です。 そんな二級建築士の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、二級建築士の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。
エネルギー管理士 - 電気
エネルギー管理士は規定量以上のエネルギーを使う工場で必ず一人は持っていることが必要とされる資格です。 そんなエネルギー管理士 - 電気分野の難易度についてまとめました。 合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、エネルギー管理士 - 電気分野の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。