証券外務員は、金融業界で働く時に役立つ資格です。

今回は証券外務員の難易度についてまとめました。

合格率や必要な勉強時間の目安、勉強法のコツやおすすめの参考書など、証券外務員の資格取得に必要な情報をまとめてるのでぜひ参考にしてください。

証券外務員の特徴

証券外務員は株や投資信託など金融商品を勧誘、販売するに必要な資格です。

証券会社の営業員や、投資信託を営業をしている銀行員などは必ずといっていいほど取得されています。

今後、金融業界に就職したいという方におすすめの資格です。

証券外務員はどう役立つ？

これから証券会社や銀行に就職したい学生や転職希望の方にお勧めの資格です。

証券外務員資格を取得せずに、株や投資信託など金融商品をお客様に勧誘、いわゆる営業をすることは法律で禁じられています。

そのため、金融業界ではほぼ必須の資格となっています。

また、この資格を取得していることで、証券会社の営業サポートやコールセンターなどでの採用率がぐんとアップします。

証券会社のパートや契約社員は比較的時給が高く、夜遅くまでの業務がないので主婦の方にもおすすめの業務です。

証券外務員は1種と2種の2種類があり、比較すると1種の方が難易度が高くなりますが、どちらとも難易度の高い資格ではありません。

出題形式は〇×方式と五肢選択方式のみですので、繰り返し問題集を解く根気があれば大丈夫です。

株や投資信託など金融商品に興味がある、日経新聞を読んでいるなど、元々金融知識がある方にとっては、それ程難易度も高くなく、2種なら1か月程度、1種なら1〜2ヶ月の勉強時間で取得できると思います。

金融知識にあまり自信がないという方でも、毎日コツコツ勉強していれば取得できる資格です。

金融用語や独特の言い回しに慣れるまで時間がかかる方もいると思いますが、2種なら2ヶ月程度、1種なら2〜3か月程度集中して勉強すれば合格することは十分に可能です。

合格率はどれくらい？

証券外務員1種は40％程度、2種は60％程度と言われています。

独学でも取れる？

普通に勉強すれば取れる

資格取得までに必要な勉強時間の目安は？

まったくの知識ゼロの人

1種で50〜60時間程度、2種で40〜50時間程度

すでに多少の知識はある人

1種で20〜30時間程度、2種で20時間程度

金融知識がある程度ある方は、比較的範囲が広いため一度問題集を先に解いてから、参考書を使った学習をすすめると効率が良いでしょう。

初めから参考書を1から読みこむよりも、問題集を解いてご自身が苦手だと思った分野を優先して学習した方が無駄が省けます。

基本は問題集を繰り返し解くことになりますが、正しい理解をするためにも参考書は購入した方が良いでしょう。

特に1種はデリバティブ取引などより専門的な知識が必要になってきますので、ご自身の理解しやすい参考書を選ぶことも大切です。

金融知識にあまり自信がない方は、毎日時間を決めてコツコツ勉強しましょう。

金融用語や問題の言い回しは慣れが必要なので一気に勉強して詰め込むよりも、毎日繰り返して慣れることが大切です。

まずは、初心者向けの参考書を購入してから、問題集を解きましょう金融商品は馴染みがない方にとっては理解しにくい面もあると思いますが、繰り返し解くことで少しずつ頭に入ります。

また、乱暴な言い方ですが、出題駅式は〇×方式と五肢選択方式のみになりますので暗記力があれば合格できますので完璧に理解できなくても諦めないでください。

また、数は多くありませんが、計算が必要になる問題も出題されますので苦手な方は毎日練習をしましょう。

オススメの参考書は？

『うかる!証券外務員一種・二種必修問題集2017-2018年版』

日本経済新聞社から発行されているスタンダードな問題集です。

左ページに問題、右ページに回答が表記されていて、赤シートも付属されているので使い勝手が良いです。

更に、系列の『うかる!証券外務員一種・二種必修テキスト』へのリンクページも表記されているので、分からない部分をすぐに探すことができます。

また、テキストの巻末に模擬試験問題もついています。

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